自宅の除雪はそれなりに大変です!
最近は温暖化の影響か積雪は減少傾向で、幹線道路や集落内道路は除雪してもらえますが、それでも除雪はそれなりに労力が必要です。多い時には膝上、太ももぐらいまで積もる時があるそうです。国道367号は早朝から雪かきを始めていますが、国道以外の集落内の市道は、人数が少ないので時間がかかるようです。
町居集落の積雪
集落や降雪条件にもよりますが、10時ぐらいにならないとやってもらえないこともあるようです。そうすると出勤の時には間に合わず、自分でやるしかないです。
町居集落の積雪
家の雪降ろしの技術も必要。大屋根の部分は全部落ちてきますが、軒の部分は落ちないので、軒に登って降ろします。でも降ろしただけで捨てずに放置すると、屋根の雪と地面の雪がくっついて、屋根が引っ張られて壊れてしまうそうです。このため、降ろした後に、川に捨てに行かないといけません。
道路の積雪(町居)
こうした作業をちゃんと勤務の合間を縫ってやるのは、教えてもらえばできるようになるそうですが、なかなか大変なようです。
道路の積雪(町居)
賃貸か買取か
以前からそうですが、空き家になっていても、なかなか手放す方は少ないのが現状のようです。でも葛川まちづくり協議会の方々がそうした家を回った結果、徐々に物件の件数も増えてきているようです。
紹介可能な空き家
ただ物件はあるけれども、すぐ近くに車が止められないとか、雪かきはそこの駐車場の沿道までしなければならないとか、自腹で修理しても自分のものにはならないとか、色々条件が付いている場合があります。修理しても自分のものにならないものに、そこまでお金をかけることができるかっていうと、やはりリスクですよね。
紹介可能な空き家
住居をどうするのかは、結局葛川での生活に何を求めるのかによるのではないでしょうか。葛川の自然を満喫したいけど、住まいは現代風の快適なものを求めるのか。その場合は、土地だけ購入して新築する方がいいですよね。
紹介可能な空き家
でも、昔ながらの古民家で生活したい、あるいはそこまでの思いはなくても、諸事情により新築が難しいのであれば古民家を買うしかありません。古民家は、多かれ少なかれ手をかける必要がありますので、できるだけ手をかけなくてすむ物件が探せるか、また修理費はいくらまでなら妥協できるのか、その辺りはあらかじめ決めておくといいですね。
紹介可能な空き家
また古民家といっても、100年近い茅葺屋根のものから、3、40年前に建てられたものまでいろいろありますので、こまめに情報を仕入れていくしかないです。現在葛川には毎年数組移住される方がいるそうです。その多くは賃貸で生活を始められ、家賃は1月3万円程度からあるそうです。
紹介可能な空き家
物件は、買えないこともないようですが、やっぱり思っていたのとは違ったということもあり得ます。なので、比較的手を入れずに済む賃貸物件に住んでみて、情報を集めたうえで、もしもっといい物件の情報があれば、それから移り住むこともできます。住んでいれば色々と情報が入ってくるので、それから購入する方がいいかもしれません。
紹介可能な空き家
葛川まちづくり協議会では、葛川に家はあるけど住んでいない、手放したいので貸したい、売りたい方と、葛川に移住したいから家を手に入れたいという方とのマッチングを行っています。まずは葛川まちづくり協議会に相談してみたらどうでしょうか。
連絡先 宮嵜源之さん 090-1447-7050
空き家の台所の一例
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