高島市 移住者・豊かに暮らす人達インタビュー

妻の助産院を開院して、そこの料理に僕の野菜を使うのが夢です

大阪府大東市から高島市に移住して無農薬農業を始めた、マコトヤ菜園の西田誠さんに話を聞きました。

無農薬農業は、ずっと続けていきたい仕事ですが、野菜を出荷するだけではなく、加工も考えてるし、奥さんの助産院を開院したくて、そこで使う料理に僕の野菜を使いたいんですよね。そういう人達って凄い求めてるんで、もっと食べてもらうべき人の所に届けたいんです。

西田誠さん 西田誠さん

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西田さんの畑

西田さんの畑

西田さんは高島市の南部、武曽横山で約3反(おおよそ30×100m)の畑2つを借りて無農薬野菜の栽培をしています。どちらも無農薬で栽培しているのは共通なのですが、1つは肥料も極力使わない畑、もう1つは地域で出る資源を有効利用して、有機肥料を作り、それで野菜を生産する畑です。西田さんの畑を見学させていただき、農業に対する思いや夢を聞きました。

肥料を使う畑

肥料を使う畑

この畑は菌床と籾殻と米ぬかと竹炭とか、良質な有機肥料みたいなも使いますね。魚粕って言うのかな?ブリとかのアラの粉等を使って、堆肥づくりの時に一緒に入れて、それを畝を作る元の肥に入れて、ナスとかキュウリとか肥料切れ起こしてきたなっていう感じになったら追肥して使ったり、状況を見てこっちの畑は肥料を使ってます。

 

トマト・キュウリ・ナス・オクラとか果菜類っていうので、木があってそれに実をつけて次々花を咲かせて、どんどんどんどん収穫していくっていうのが目的なので、肥料が切れてしまうと、次の収穫していく実がならなくなってしまうので、そういう意味でその実つけた分だけそのお返しで肥料をあげて、また次の実をつけてもらうための肥料をあげるようにしています。

カーボロネロ

カーボロネロ

カーボロネロの葉

カーボロネロの葉

カーボロネロ 

レストランさんとかに結構需要がある野菜です。油と相性が良くて素揚げにしたり素揚げにするとチップスみたいな感じになって、凄く美味しいんです。

あと、ミネストローネとか、スープに使われる野菜です。キャベツの仲間です。その脇にリーフレタスを植えて。こういう所が食べられます。凸凹があって、ソースがよく絡むような。

リーフレタスで美味タスって言うんですけど。アブラナ科とキク科になるんですけど。それを一緒に植えることによって、敵対する害虫がつくんで、両方が嫌がって、害虫が付きにくくなるっていう作用を狙ってます。

辛味大根

辛味大根

青ネギ

青ネギ

 辛味大根 

岡山のお蕎麦屋さんに出荷するように作ってます。白目の辛味大根が欲しいという要望に応えて作ってます。もうすぐ出荷です。大根もアブラナ科なので、同じようにリーフレタス植えて、コンパニオンプランツの作用(違う種類の野菜を混植することで、病害虫を抑えたり生長を助ける)を狙ってます。

  青ねぎ

青ねぎは今出荷してるのと、来年の春まで出荷を続けます。ネギは、例えばこれ採ったら、この中にある小さいのをこっちに植えて、これ大きくなったら、ここにある小さいのをこっちに植えてっていう感じで、採りながら植えていって。それで常時ネギのある状態を保っているっていう感じですね。

ニンジン

ニンジン

二十日大根

二十日大根

ニンジン 

品種は黒田五寸です。皆さん購入した種を使われると思うんですけど、ここでは種もとっていて、その種を翌年また畑に植えています。F1種に比べてバラばらつきも確かにあって、形も綺麗じゃないとか、F1の方が綺麗な野菜が一気に育つっていうのはあると思いますけども。

1列に蒔いちゃうと、どうしても草生やして、草に負けてニンジンが綺麗に一列に繁茂するという状況ができないんで、このマルチングしたところの穴に植えることで、草取りの手間を省略してます。ニンジンはメインでやってないので、自家消費とセット野菜の1品に添えるような感じで使っています。

二十日大根 

二十日大根っていうぐらいで、植えて20日で出来ちゃうぐらい早くできます。これも一気に収穫っていうパターンがほぼないんで。これを3つ4つ採って、野菜セットの中に入れたり、サラダになる飾りの感じで使ってもらえるように。

金時草

金時草

食用ホオズキ

食用ホオズキ

金時草(きんじそう) 

加賀野菜です。葉が紫で、おひたしとかにして食べたら、すごい香り豊かな野菜ですね。これは関西ではなかなかないですね。北陸の方、加賀、石川県とかではよく使われるらしいんですけど。

これは京都の八百屋さんと、道の駅と個人の宅配のセットの中に入れてますね。これは去年から栽培を始めたところなんで、これからちょっと安定的に作っていこうかなっていう感じですね。

食用ホオズキ 

今は試験栽培している段階です。これはポロッて下に全部落ちちゃうんで、収穫の工夫が必要なんです。飾りになるってレストランさんが欲しがってます。いっぱいあっても、売り先がなかったので、5、6本しか植えてないんです。

混植された作物

混植された作物

混植された作物

混植された作物

混植をする理由

夏場にミニトマトをやってるんですけど、ミニトマトがすごい病気に繊細で、雨が降って畝が水で繋がってると、その水に乗って菌が一気に広がるような、伝染していくような病気が広がって、その時にこの金時草もそういう病気になったんですけど、金時草の間に1個だけカーボロネロを植えてたんですよ。

そうしたらそこで病気が止まって、その奥の金時草には病気が伝染しなかったですよ。そういう現象を見て混植をもうちょっと取り入れていこうと思って、色んな野菜植えてみようと思ってやってます。

肥料を使わない畑

肥料を使わない畑

この畑は無肥料で野菜を育てています。ただ全く養分が無いわけではなくて、草や野菜や生き物の循環によって土が豊かになると考えています。肥料の要求度の低いジャガイモやサツマイモ、気候風土に適した里芋、土に窒素(養分の一つ)を固定する作用のある大豆、小豆を栽培しています。

無肥料栽培のメリットは、まずコストがかからないっていうことが1つと、野菜の中に過剰な肥料分とかがない状態なんで、野菜が育つのに必要な分もしくは、ちょっと足りないぐらいなので、過剰な窒素が植物の体内にたまらないので、体にいい野菜になるんです。窒素がアンモニアとかに変わっていくんですが、それがない、健康な野菜を作ることが出来るんです。土の中にいる菌とか、自然の力だけで育つっていう。

大豆

大豆

小豆

小豆

今後10年20年でやってみないと分からないところがあるんですけども、里芋がここの場所に適してるんです。ここの畑の土は、田んぼの土なんで、土と野菜の性質がマッチすると、あまり肥料の要求度が少ないっていうか、何もあげなくてもそこそこ育ってくれるんです。

マメには根粒菌といって、土の中に窒素を固定する微生物が根の周りに生息しているという特徴があって、その豆の特性を利用することによって、土を肥やしながら、他の野菜の養分にする、豆の次に里芋やって、そこの窒素を里芋に多少吸ってもらってみたいな循環を作るようにしています。

ジャガイモとか、豆とか、サツマイモ等を、植える場所を変えながらローテーションしていくような感じで栽培しています。

草刈りの作業

草刈りの作業

里芋の収穫

里芋の収穫

-草取りはこのくらいでもいいのですか?-

いや、僕も時間があればここはもうちょっと丁寧に、こうやってしっかり葉を出して、それでこの草をここに敷くっていう作業を本当はもう少しやりたいところもありますけど、1/3の面積にしてきっちり作業していくか、3倍作付して、ある程度手を抜くがみたいなんで、収量がある程度確保できるようにはしています。

 

草が生えることによるデメリットはないのですか?

養分を取られるっていう事もあると思うんですけど、僕は太陽光が当たる部分が減るのが結構嫌なんです。覆い被さっちゃうと、もう成長が止まっちゃう感じがあるんで。頭だけでも出てると枯れることはないというか。

あと、害虫の被害はありますね。カメムシが寄ってくると、隣の田んぼにも移ってしまって、米に被害米って言ったの黒い点ができたりするので、カメムシの住み家にならないようにシーズン中はするように。田んぼやってるシーズンは、ここの通路の辺は細かく草刈りするようにしてます。みんなが刈り終わってからは、ゆったり自分のペースで刈ってもあまり迷惑かかんないですけど。

大豆

大豆

小豆

小豆

-除草は全部手でやるんですか?-

いえ、手でもしますし、草刈り機とかも使います。やっぱり鎌だけじゃちょっと、かなり厳しいですね。あと、生えてきたての時に、耕運機で走ったりして、早いうちに草を叩くと、除草する手間が減りますね。刈った草は敷き詰めて肥料にするのと、雑草が生えてこないようにという雑草マルチみたいな感じで利用しています。

-草なんて取らなくてもいいって、言う意見もあると思いますが、どうですか?-

そう、もういろんな意見があるんで、そういう人もいますし、僕もやっぱりこの雑草が枯れて、朽ちてまた土に還っていくことで、土の豊かさを保っている部分もあると思うので、完全に根絶やしに、小さい草全部抜いちゃうと、野菜が吸う分の堆肥を入れたり、何かしら足してやらないといけないんです。

なので、植物が何か生えて、土の表面を覆っているっていう事が大事だと思います。人間の皮膚みたいなイメージですかね。

草刈りって大事ですね。やり所ってあると思うんですよ。丁寧な人は、月に1回ぐらいやって(草を)抑えてやってはりますけど。種を落としそうになる前に刈っちゃうとか。そういうポイントで年に3~4回はやってると違ってくると思いますけど。

里芋の収穫

里芋の収穫

ネズミの巣

ネズミの巣

-収穫した野菜の味や大きさはどうですか?-

そうですね、大きさが多少小ぶりになるんですけど、大きいサイズが1つに付いてる個数は変わらないと思います。まあ食べやすいサイズだと思いますね。ただこの個数が肥料あげてる人たちのより少ないとは思います。肥料がない分。

あとアクがすごい少ないです。肥料をあげてない、さっき言った、余分な窒素が溜まってないっていうのとかが関係してると思うんですけど。かなり手抜きでやってるんですけど、まあ作業してる時間が少ない分、ちょっと収量が落ちてもそこは文句言えないですね。

-虫は大丈夫なんですか? -

里芋とかの場合は、初夏ぐらいにアゲハチョウの幼虫が葉を食べに来ますけど、それを手で取って落としたりするぐらいで大丈夫ですね。葉物とかは、やっぱり難しいですね。レタスにアブラムシがわっとついたり、そういうのはありますけど。

あと、ネズミですね。これ、ねずみの巣なんです。僕が今苦労してると言うか、僕の悩み事がネズミが多いことで、田んぼみたいに毎年水が入ってこないんで、それをいいことに住み家にしちゃって、芋とか結構食べて行くんで。ネズミの害に悩まされてます。やっぱり草を生やしてるというのがよくないんですけど、ああいう、草のちょっと立ったところの上に、丸っこいのがついてて、最初は鳥居の巣かなとか思ってたんすけど、中開けたらねずみがいっぱい入ってました。

収穫した里芋

収穫した里芋

収穫した里芋

収穫した里芋

-逆にそういう野菜は作らないってことですか?-

段々量を減らすようにしてますね。手がかからなくても自然に育つ野菜の面積を増やしていくようにしてます。この土地に合ってる物を育てる方が絶対いい。効率がいいと思うのと、やっぱり質の良いものが採れるって事だと思うので。この辺の特産品になるようなもの作っていけたらなと思ってるんです。

小豆栽培をしているんですが、昔はこの辺りでも小豆を結構作ってたみたいで、小豆を育てる気候風土に凄く合ってるなって思うんですけど、みんな米を作るようになって、小豆がどんどん作られなくなっていたという経緯があるみたいなんです。僕はここに来てアズキを作り始めて、結構綺麗な美味しい小豆が出来るので、これから無双横山の小豆って言われるように、特産品になるようにやっていこうかなって思っています。

西田さんインタビュー

西田さんの畑

西田誠さん

-西田さんの農園のウリは何ですか?-

うちのウリは無農薬農業で、無農薬で作ってるというのと、高島市で生産されるお米とかキノコの副産物を利用した、環境に負荷の少ない農業、かつ省エネ農業でやってることがウリです。高島市で生産されるお米の副産物として、籾殻と米ぬかが手に入るので、それを利用しています。

あとキノコの生産から出る副産物として、キノコの菌床が出るので、それを畑に堆肥として利用しています。後は地域の木工作家さんが削ったの広葉樹の削り屑もたい肥にして、そういった廃棄されるものを有効に利用することで、土の菌が豊かに豊富になって、アクやエグ味とかも少なくて、自然なおいしさを感じる、心と体にやさしい野菜が出来ます。

また、自家採種で種取りをすることで、種のポテンシャルが毎年毎年上がっていっています。

西田さんの畑

西田さんの畑

廃菌床

廃菌床

-栽培してる品目は?-

ラディッシュ、菜の花、なす、大根、ネギ、サトイモ、リーフレタス、スナップエンドウ、金時草、カーボロネロ、大豆、小豆、わさび菜、じゃがいも、枝豆、さつまいも、辛味大根、ルッコラ、カブ、エンサイ、人参、きゅうり、ホオズキ、クレソン、青ネギ、赤ネギ、オクラなど、多品種少量生産をしています。

1種類とか大きくやっちゃうと、売り先が市場に出すしかなくなってくるとか、食べてもらうお客さんと繋がりもなくなってきそうですし、自分のやりがいっていう意味でも、いろんな野菜栽培してるほうが楽しいんで(笑)。

金時草でもそうですし、ホオズキだってそうですけど、少しでも珍しい野菜というのもありつつ、茄子とかネギとか大根のように結構メインで使うような、毎週買うようなものを大きい面積でやっています。やっぱりよく売れるものをいっぱい作らないとね。

-特におすすめできる野菜は?-

やっぱり里芋と、大豆と、茄子、リーフレタス、青ネギ、その辺りは味も良くなってきて、少しずつ自信を持ってお勧めできる野菜になってきたと思います。

通販の野菜セット

通販の野菜セット

通販の野菜セット

通販の野菜セット

-主に卸している先は?-

主な卸し先は、町の道の駅と、県内外のレストランさんですね。レストランさんには直で発送させてもらったり。あと、京都の八百屋さんとか、福井県から無農薬農家だけを回って京都の自分のお店まで運んでいる人がいて、その人が寄り道して買ってくれるんですよ。個人向けには、1500円からおまかせのセットの野菜ボックスもやっています。ご希望の野菜の販売もしていますし、高島市内でしたら持って行ってます。

あとはBaseという、無料で作れるネットショップみたいなものがあって、そこでマコトヤ菜園というショップを開設して販売しています。

-無農薬野菜にこだわるようになったきっかけは?-

元々自給自足の生活に憧れはあったんですが、きっかけは東日本大震災があった時に、安全な食料を果たして自分がこれから買うことができるのだろうかっていう疑問があって、それだったら自分で生産して、自分が安全と認められる野菜を自分で作って食べたり、生産することができない人たちに供給することができたらなと思って始めました。それに、以前に有機野菜食べた時に、すごい味違うなあって実感したことがあったっていうのもありますね。

でもやっぱりお金稼ぎたいって思ってやってるっていうよりは、地球環境のこととか、環境面で自分がどれだけ地球の環境に寄与できるかって。ちっぽけな力ですけど、人にこうやった方がいいとか、こうするべきだって言うてるよりは、自分で始めた方が、周りに伝わりやすいと言うか、そういう力が波及していって、小さい力が大きく広がっていくみたいな事かなと思ったんで。

里芋を掘る西田さん

里芋を掘る西田さん

来年用の里芋を素早く植えています

来年用の里芋を素早く植えています

-無農薬農業は、難しい印象があります。やっぱりコストっていうか、手間がすごいかかるってイメージが強いですが?-

逆に肥料を撒く手間とか、無肥料にしてしまったら、そこの作業時間が削られるって言うのもあるし、そこもコストが低くなるんで、収量が少ない分、経費が少なくてもつじつまがあってくるっていうところもあります。

-無農薬野菜は味がいいっていうことなんですかね?-

味って、旨味とか難しいですね。アミノ酸を多く蓄えていると美味しく感じると思うんですけど、おいしいというよりは、エグ味とか苦味が少ない、そっちに近いと思います。アク抜きしなくても全然食べれるって言うか。体が受け入れやすい、飲み込みやすいような、さっぱりとした味わいのある野菜ができます。

無肥料の畑

無肥料の畑

有機肥料の畑

有機肥料の畑

-高島市を移住先に選ばれたのは?-

関西一円で農業したいっていうふうに思ってて、もともと和歌山で研修受けてたんですけど、和歌山でもちょっと探して、次に探しに来たのが高島市で、そこでとんとん拍子に家と畑が借りられることができたんで、そのまま高島市に移住してきました。

-実際に高島市に住んでみた感想は?-

とても住みやすいですね。高島いいとこです。やっぱり地域の人が受け入れてくれる、受け入れて声かけてくれて、コミュニケーションとってくれるっていうのもあります。あと水が綺麗で、自然豊かで、贅沢な環境やと思います。

-高島市って、意外に無農薬農業やっている人は多いんですかね?-

意外と多いと思いますね。こっちに来る時にその無農薬農業が進んでるから高島にしようとかっていう情報はなかったですけど、来てみるとやりやすいし、やってる人も多いし、やってない人もそんな嫌な顔するっていうよりは、面倒くさいこととか大変なことやってるなあみたいな、ゆるい目で見てくれるんで、やりやすいという感じです。

無農薬農業をやっている人は、高島の中に点々といらっしゃるような感じですかね。道の駅とか出荷してたら、無農薬で出されてる方の名前とか、顔見知りになったりするので、そういう所で情報交換したり、市の農業関係のセミナーで出会って、ちょっと畑の見学させてっていうコミュニケーションがありますね。

西田さんの畑

西田さんの畑

西田さんの畑

西田さんの畑

-無農薬農業でつらい点は?-

虫に野菜を食べられたり、ネズミにもう収穫近い芋をも食べられたりすると悲しいですけど。それも循環のひとつやと思って、受け入れてます。

-環境づくりの手伝いというと、具体的にはどんなことですか?-

例えば風がここはよく当たるので、こういうの一枚するだけで、多少風あたりが弱くなったり、ビニールトンネルにするともっと風は当たらなくなって。野菜は雨とか風に耐える耐えることで、すごいエネルギーも使ってるんで、その辺をちょっと楽にしてやって、室内にしてやることで、その分野菜が大きくなったり、美味しい味になったり、柔らかくなったりします。

金時草

金時草

覆いをかけた金時草

覆いをかけた金時草

-今は農業一本でって言うよりは、色々なことを並行してやっているという感じですか?-

はい。今は農業だけではなくて、友人の仕事を手伝ったりしています。

-西田さんの夢は何ですか?-

これからきっと耕作放棄地とか、管理できなくなってくる農地が増えてくると思うんで、そうなってきた時に対応できるように、ある程度の機械化を進めて、収量と経営面積を少しずつ拡大させて、供給量を増やせていけたらなと思います。

それと、この仕事はもちろん多分ずっと続けていく仕事の一つになると思うんですけど、今後野菜を出荷するっていう、普通の一次産業の流れというよりは、加工も考えていきたいですね。

あと、奥さんが助産師をしているので、助産院も開院したくて、そこで使う料理に僕の野菜を使いたいんですよ。そういう繋がりとか、もっと食べてもらうべき人の所に行けるようにというか、そういう人達って凄い求めてるんで。そこが結婚する前後ぐらいから固まってきたような感じで。コラボできるやんみたいな感じになったんで、是非実現したいですね。